【タイトル】ジュニアスポーツ指導員後期講習会
【 名前 】あかまつ
【 日付 】2007/12/03 23:13
この講習会も後半の2日間となりました。
土曜日は4-5人のグループでプログラムを作成し発表するというメニューでした。
時間がなくてなかなかまとまらず結構しんどいものがありましたが本番は何とかなったという感じです。
実際発表グループでないときは子供役をするのですが結構きつくて無理はできません。
ついついやりすぎて足をいためた人もいたようです。
それが1時から5時までの長丁場でした。
そして初日の最後の講義として5時から6時半まで著名な指導者の話を聞くということで
今回は中京大学の「青戸慎司」氏でした。100mの元日本記録保持者です。
話の中身は自身の選手生活のことで、これがまた強烈ですね。
体脂肪を2.8%で維持するために毎日2パック分のゆで卵の白身を食べていたとか
ささみをゆでただけで食べたとか高たんぱく低脂肪の食事というよりそれが練習メニューとしてこなしていた。
このレベルになると当人も言ってましたが変人の世界です。
そこからボブスレーの話など興味深く聞かせていただきました。
また、小学校へ行って早く走るコツを伝授する1日指導をしているということで
その中身も教わり、また子供が速く走るには腕振りをしっかりすることが大事であると腕振りのコツも教わりました。
これも実践に活かしたいと思います。
最終日は午前中のみで試験です。前半は選択式の簡単なものですが、後半は筆記式でひたすら字を書いて疲れました。
まあ、この試験は落とすためのものでではないでしょうから。
そうして無事講習会の全メニューをこなしました。
合格発表は4月で10月に資格登録になります。
【タイトル】ジュニアスポーツ指導員後期講習会 つづき
【 名前 】あかまつ
【 日付 】2007/12/04 20:48
青戸氏のボブスレーの話の中で面白かったのが、スピードのことです。
実際は130kmほどで体感速度は200kmを超えるそうです。
そこで事前にスピード感にならすためジェットコースターを1日中のっていたそうです。
しかし、実際にボブスレーにのってみると桁違いに速かったそうです。
やがてそんなスピードにも慣れるようになったとのこと。
そのあとは日本全国どんなジェットコースターも止まっているぐらい遅く感じ
風景がはっきりと見え人が何をしているかも分かるようになったそうです。
そして、もしオリンピックに出たいならボブスレーがチャンスだそうです。
競技人口は100人足らずで4人出れるとしたら25人に1人という確立です。
みなさんどうでしょうか。ただし、スポンサーがつきにくい競技
(車体にスポンサーシールを貼ってもスピードが速すぎてテレビに写らない)なので遠征費など
の持ち出しが多い(年間100万以上)覚悟が必要だそうです。
私は乗り物酔いをするので不可能です。
【タイトル】青戸氏の講義内容 後半
【 名前 】あかまつ
【 日付 】2007/12/05 21:26
青戸氏の話は資料がなくパワーポイントだけでしたが、
ポイントを書き写したので自分の復習がてら書いていきたいと思います。
日本人の多数は「遅筋」といわれている
「速筋」が「遅筋」になることはあっても「遅筋」が「速筋」にはならない
したがって、子供たちには「速筋」の運動を
文部科学省のふれあい授業で小学校に1日指導(1時間)
スポーツの基本(走) 対象4-6年生
①正しく歩く(かかとからつま先)
②腕を正しく振る(生卵・ひじ・90度)
③きれいに速く歩く(競歩)
④もも上げ(腸腰筋を意識)
⑤キックアップ(おしりを蹴る)→3本
⑥小さく速くもも上げ(ピッチ)→踏み替え、地面を押す、10m×3本
⑦スタートダッシュ(集中力)
⑧最後は自分で課題を決めさせ走らせる
腕振りを改善すれば1時間で速くなる
①手は生卵を持つ感覚で
②前になれ→前後に振って→ほめる
③小さく前になれ→前後に振ると自然に90度→目の高さまで
④90度が保てないときは、ひもを使って親指にかけて首の後ろを通すと90度キープ
ポイントは生卵と90度
20回×3セット
これで大抵の子供は速く走れる
腰骨を持ってグネグネ動くのを感じる、もも上げ、生卵、練習距離は20m
【タイトル】青戸氏の講義内容 後半 つづき
【 名前 】あかまつ
【 日付 】2007/12/06 20:47
やる気を高める方法
①興味や要求を知ること
②学習目的を明確にし自覚させる
③学習した結果を知らせてあげる
④賞罰を適当に与えてやる
⑤競争させる
⑥適当な成功または失敗感を与える
⑦能力に合った教材を与える
⑧環境を整えてやる
実現の過程
不可能→やりたくない→できない→できればいいな→できるかもしれない→できる→やろう→やった
⇒実現
指導者へのお願い
①子供の前で絶対喫煙しない
②単純な遊びを多く取り入れる
③コーチ自身ががんばっている姿を見せる
④子供の視線に立っている(ヒザをついて教えたり握手したりする)
⑤本物の試合・ゲームを見せる
⑥答えを先回りして言わない
⑦子供にネガティブなアドバイスをしない
⑧親とのコミュニケーション
子供にスポーツを
・いろいろなスポーツにチャレンジ
・ルールを守る
・思いやりの気持ち
・強い身体を作る
・チャレンジ精神を作る
・粘り強くなる
・ストレスに強くなる
人に負けない 1番を求めて
継続は力なり
ほかに栄養や食事の話がありましたが
以上で青戸氏の講義内容を終わります。