【タイトル】この2ヶ月での変化
【 名前 】あかまつ
【 日付 】2007/08/09 23:08

一番のきっかけはSAQセミナーです。
ここで基礎トレーニングのやり方を学んだこと。ウォーミングアップいわゆる動的ストレッチと各種ドリルを学んだこと。
これが大きく変化をもたらす最大の要因でした。ひとそれぞれに合う合わないがありますが私にははまったという感じです。
SAQのドリルは私の欠点である「柔軟性のなさ」と「無駄なフォーム」を改善するのに最適でした。
一昨年の初動負荷トレーニングから始まり昨年の夏ぐらいから股関節の柔軟性や二軸走法などを勉強してきましたが、うまく実践できませんでした。
しかし、昨年、高校生に股関節をうまく使う歩き方を実際に教えてもらったことから意識が変わり始めました。理論に実践が伴い始めたのです。
それがSAQで開花したような形になってます。
また、川本理論もそれを後押し・補強する形でプラスになりました。
それに加え、身近な選手や指導者からのアドバイスから修正すべきところをはっきりさせることができたのもよかったです。

SAQドリルの中でもっとも有効だったものは、高さ20cmほどのミニハードルを8台並べて走り抜けることです。
もも上げというほどではありませんが、走ることによって蹴った足が後ろに流れず、その結果地面を押すことにつながっています。後ろに蹴ったらうまく走れません。
他に修正すべきことはたくさんあるのですが、私の最大の欠点である蹴った足が後ろに流れて効率が悪い走りになっているという点を修正できています。
このミニハードルで走った感触のまま流しなりダッシュなりするのですが
明らかに以前とはフォームが全く違っています。自分自身では体が立ってしまっており蹴って進んでいるという感じがなく、あまり疲れず、
これで速く走れるのかなあという疑問の残るものでしたが、実は、これが身体をまっすぐにして地面を蹴ってリラックスして走る。疲れない効率的な走り。だったのです。
たった2ヶ月で劇的にフォームと意識が変化し、実際に結果がついてきているので、今までの私の陸上生活はなんだったんだとか思ったりします。
修正すべきことはたくさんあります。今後はそれらに取り組み、私の第一段階の目標である100m12秒台前半、200m25秒台前半を達成し、
最大の目標である12秒切りと25秒切りを達成できるべきがんばりたいなあと思ってます。

私はSAQトレーニングをかなり有効な練習方法だと考えていますが、あくまでも私にあった方法であり、他の選手に効果があるとは言い切れませんし異論もあるとは思います。
それがトレーニング理論の歴史でもあります。今後さらにSAQセミナーを受けながら実践に取り入れたいと思います。
また、ジュニアはもとより中学生や高校生、社会人でも、プラスにこそなれマイナスにはならないと思います。