【タイトル】SAQレベル2セミナー その1
【 名前 】あかまつ
【 日付 】2008/03/03 21:15

レベル2セミナー。はたしてどのぐらい激しいのか?と思ってましたが少し違ってました。
3月ですが今年(今年度)からいろいろ改定があったようです。

SAQトレーニング レベル2セミナー(3/1・2)

・SAQの定義およびレベル1とレベル2の位置づけについて見直し
・2007年以降SAQの定義を改定(2007年前半から少しづつしてきたが今年からきっちり変更)
・レベル2は指導力をつけることを目標とする(従来はより激しいドリルを実施していたので、今年からレベル2セミナーの内容が大きく変更)
・レベル1をしっかり理解していることが必要で、レベル1はできることを前提とする

定義の変更

◎S=Speed スピード
今までは「最高速度(最高速度で走る)」
スピードの概念があいまい
A.スタート局面 → 主にクイックネス(最初の3歩)
B.加速局面               ☆→この2つの局面がSpeed
(C.トップスピード局面 → 面でなく点)
D.トップスピード維持局面        ☆→この2つの局面がSpeed
改定後の定義
S=「前方への重心移動速度」

◎A=Agility (敏しょう性) アジリティ
今までは「方向転換(方向転換を含んだ速さ)」
時速300kmで直線を走っているF1がカーブをどうするか?
慣性力や遠心力
速く曲がるために理想的な原則が必要
スタート(Q)→加速→減速→姿勢→(Q)繰り返し
 慣性力に打ち勝つ方向転換しやすい姿勢
改定後の定義
A=「運動時に身体をコントロールする能力」

◎Q=クイックネス
今までは「素速さ(素早さ)」
改定後の定義
Q=「刺激に反応して、どれだけ早く動き出せるか」

「刺激に反応して、どれだけ早く動き出せるか」→最初の1・2・3歩
    ↓           ↓ 
無意識的な反応も含む     重心移動

限りなくアジリティに近いクイックネスもあれば遠いものもある
・静止した状態から → どちらかというとQ
・動いている状態から → どちらかというとA

以上が総論的な部分です。

したがって、レベル2はドリルをガンガンにやるのではなく(これまではそうだったようですが)、
2人1組になりお互いを指導しあうということに主眼が置かれています。
ちなみに昨年の秋に受けたジュニアセミナーでも2人1組で指導しあうという部分が多くありました。
私自身はこのような形式ではなく、SAQのドリルをもっとしっかり学びたかったのと、
指導するにしても講師からの模範指導をしっかり聞きたかったです。
レベル1取得者がもっとレベル1を深く理解するためのセミナーを期待していましたが
そのような場合は再度レベル1を受講して欲しいとのことです。
レベル1は私も再受講はしていこうとは思ってますが、講義など重複する部分が多いので無駄があるのかなと感じたりしました。
本当はレベル1取得者のためのレベル1向上のセミナーを開催して欲しいと思ったりします。