ひょうごジュニアスポーツアカデミー(7/25) その2
ブログに批判する記事を書くのは良くないとは十分自覚していますが書かずには入れませんし、今後のより良い発展のために書く必要があると思います。
しかしながら事情により削除するかもしれませんのでご了承下さい。
体力測定の種目のうち立ち三段跳びでおかしな現象が起こりましたので、私の性格上すぐに責任者に申し出ました。
立ち三段跳びの測定方法ですが、1回練習して本番で2回測定します。場所は体育館です。
測定はもちろん両足のポジションからのスタートですが、3歩目に両足できっちり着地し止まらなければなりません。
止まって後ろに手を突くと手をついた位置が記録になりますが、勢い余って両足で着地後に前へおっとっととなればファールとなり記録なしになります。
すべって少し前に出ただけでもファールをとられる場合もあります。
学校で使っている体育館シューズはよく滑ります。当然、前へ飛び出る子どもが多数出ました。
しかも中途半端な数ではなく、さらに2回ともファールで記録なしの子どもも続出です。
子どもには止まらないとファールになると説明はしていたそうですが、これはおかしいでしょう。
何のために立ち三段跳びをしているのか。
責任者に言いにいきました。
すると、3歩目にきっちりと止まれる能力を見ているとのこと。その上で距離を測っていると。
なんか訳の分からんことを言ってます。
つまり、おもいっきりずば抜けて跳躍できる能力があったとしても、両足できっちり着地し止まれなかったらファールで記録なしということです。
何のためのタレント発掘でしょうか。
3歩目に止まれるかどうかを見るのだったら、リングか何かを置いてその能力だけを見たらいいのではないでしょうか。
止まれたら○、止まれなかったら×で、何本かするとか。
じゃあ、思いっきり跳ばず、小さく3歩跳んで着地したほうが、何倍も遠くに跳んで止まれなかった子供より優れているのか。
止まれること自体、ある程度練習すればできるようになります。しかし、いくら練習してもすばぬけて遠くへ跳ぶ能力がつくとは限りません。
スタッフの数が多く、メディシンボールのように着地点を目で判断して測定したら問題ないし、測定した上で止まれてたら○をつけるなどすれば問題がないのでは。
ファールが多くて比較する母数が少なければ能力を判断しにくいし、そもそも記録なしが多く発生する方法を採用すること自体間違ってます。
何を目的とするのか全く理解できません。
立ち三段跳びというからには、3歩で遠くへ跳ぶ跳躍能力をみるのが目的ではないでしょうか。その上で止まれる調整力があるかどうかはメモとして付加していたらいいと思う。
なによりも跳躍種目は、砂場でかえる跳びのように足を思いっきり前に出して少しでも距離を稼ぐのが本筋です。
それなら立ち三段跳びとするよりもバランス調整力テストという種目にしたほうが正しいと思います。
また、グリップ力の優れたシューズを持っている子どものほうが当然止まりやすいですが多くは学校で使用している滑りやすいゴムの体育館シューズです。
専用のシューズを買い与えてもらえている子どものほうが有利になるの?
シューズに合わせて着地できるのも能力とのこと。おや?という気持ち。
ファールばっかりだと意味がないといったら、当然ファールが多いでしょう。フォームを見てください。とか言われたけど、は?ていう感じ。
記録なしの子どもに最後に再測定してあげてという意見も却下。
記録なしの結果が届いたら子どもが傷つくよといっても、それが何?という反応です。
屋外の砂場でやれば当然結果は違ってくるでしょうし。
目的をきちんと子どもにも保護者にも説明しなければ苦情が殺到するよというと、最後に説明していましたが、説得力はありませんでした。
指摘した時点で修正するとか柔軟な運営を期待するのは難しいでしょうね。
ファールが多いのが分かった上で選考するといってましたが、測定結果を検証するときにもめるんじゃないでしょうかね。
指摘しなかったら、このまま結果が出されることになり、恐ろしい気持ちです。
私も兵庫県内で子どもを指導する立場からみると、この件についてはとても恥ずかしい気持ちです。
おそらくスポーツ王国の兵庫県には運動能力の高い子どもが多くいると思います。
アカデミーに参加したいというモチベーションの高い子どもで、かつ運動能力の高い子どもがファールで落とされたらかわいそうですし問題でもあると思います。
いろいろ書きましたが、この事業は私も応援しています。
専門誌などで福岡の事業をよく知っていたので待ちに待った事業です。
事業開始に当たっては逆風もあったのではと思います。
事業開始にこぎつけたこと自体評価できます。
一個人が批判するのは多くの人で支えている組織に対して失礼だということは承知しています。
しかし、この文章を書くだけでも何度も見直し確認し言葉や表現を選び軽く2時間以上を要しています。そういう私の気持ちも分かってほしいと思います。
この文章がもし関係者の目に留まれば今後の発展のために参考にしてほしいと思います。
関係者の方には、あの場で思いっきり好き放題文句を言ったことについては申し訳なく思っております。
測定自体は終了したので後戻りできませんが、今後のこととして今回のデータを検証するに当たって良識的な判断をしてほしいと思います。
測定結果にどんな説明が付けられているか楽しみにします。
来年、娘が4年生になるのでもちろん受けさせるつもりです。