棒高跳び

4/29に近畿マスターズ合同練習会&記録会が大阪の服部競技場で9:30~15:00まで開催されました。
各種目とも専門の指導者が担当し、初心者からベテランまで丁寧な指導をしていただけます。
4年前に参加した十種競技は実質9種競技になってしまっているので、完成させ十種にすべく、念願の棒高跳びの指導を受けました。
ネットや書籍で勉強していたものの、実際の実技とは全くレベルが違い、とても分かりやすかったです。
2時間の練習の後、最終的に4歩助走で2m10cmをクリアできましたので、教わったことをメモしておきたいと思います。

①ポールのもち方
握り締めるのではなく親指人差し指に引っ掛けるように持つ、上下の方向もある
②2歩助走
左足踏み切りの場合、右足を出したときに、ポールをおでこの少し上の位置にもっていく
踏み切り足の左足を出すときに、ポールを右手でそのまま上部に引き上げる
※私にはここがポイントだった・・・ポールを穴に突き刺すように押し出すのではなく真上に引き上げるだけ
すると左手がてこになり先端が下がり穴に入る。
2歩から4歩まで先端はついたままでいいのでタイミングを覚える
特に、ポールがしっかり中心にきていること(これも難しかった)
中心に来ていれば、体が浮き上がる
この練習を十分にすること
③背伸びできるぐらいのところを持ち、2歩助走で踏み切りポールを立てる
このとき、右手はしっかり伸びていること。常に伸びている必要あり

マットで
④ポールを穴に入れて、右手を真上に伸ばした状態の場所が踏み切り位置
当然遠くを持っていれば踏み切り位置も遠くなるが、今回はテーピングで場所を決めて練習
⑤ポールを頭の位置において2歩助走で跳んでみる
左足を踏み切りと同時に右手を真上に上げる。ポールは正面に
ポールが正面に行かないことが多いので注意
手が真上ではなく押し出さないことに注意
持っている位置が意外に高いので結構上部へ持ち上がる
⑥頭の上にポールをセットしたまま4歩助走をするとかなり浮いている感じがする
うまく浮けばかなり余裕のある状態になるが、踏み切り位置・真上・正面の3つのうち1つでも欠けたら上手くいかず危険な状態にもなるので注意。
⑦助走を伸ばす、ポールを下でもってスタートする(最後の右足で頭の上、踏み切り左足で真上へ)
これは少しやってみましたがタイミングが上手くいかず、4歩助走に専念しました。
助走距離は6m80cm

記録会では1m50cmから10cmづつあげていき2m10cmまでクリアすることができました。
3つの要素が上手くいったときには、浮いている状態が自覚でき、とてもいい気持ちです。
それでも失敗ばかりでした。
1m50cmの時は低く感じましたが2mを越えると、さすがに高い感じがします。
10cmきざみで上がっていったので違和感は少なかったのですが。

4歩助走なので踏み切りのスピードが少なく前へいく力が弱かったので、こんなものでしょう。
しっかり助走できたらもっと高く、空中姿勢もできそうな気がしますが、3つのポイントを同時にしっかりできるように練習する必要があると思います。
手ごたえ感は十分でした。
ただ、棒高跳びはそう簡単に練習できる環境はないんですけどね。

読まれてもイメージはわかないと思いますが、やっぱり専門の先生に教わることが上達への一番の近道だと思います。