思うように動いてくれないのは 「草野健次ブログ(2010/10/28)より引用」

第1504話・・・・思うように動いてくれないのは

自分の思うように動かないのが「部下」と「選手」と思うこと。  
そしてその思うように動かない選手や部下にイライラしない。
愚痴、不満を投げかけ説教が始まり、「お前が悪い」と結論づけない。
そうなると選手や部下から「信頼」を勝ち得るだろう。

「できないこと」にイライラすることを解消するには
なぜできない?と思うこと。
相手に聞くのでなく、自分に問いただすことである。
相手のせいにするなんてもっての他。
なぜなら「あなた」がその原因をつくっているからである。
・あなたの言うことはしたくない
・その気にならない
と、部下や選手が心の中で思っていたとしたら最悪だからである。

やろうとしてできないのか
最初からやろうとしていないのか
ここを見るだけでも変わってくるだろう。

「できない人」を見下しては前に進まない。
できないのにはできない理由がある。
そこを見つけることでできるようになることは珍しくない。

「できていない選手」を「できるように努力し出す選手」にしてこそ
指導者の幅が広がる。
「力任せ」「力づく」ではダメだ。
なぜなら
「自分で決断する」「自分で行動を起こす」ことにならないからである。
人生で大事なのは
「自分で判断」
「自分で決断」

2010/10/28
草野健次ブログ http://kenjikun.exblog.jp
http://kenjikun.exblog.jp/15362733/

いつも読んでいる草野さんのブログです。
いつも勉強させてもらってます。
指導者として、「子供が思うように動いてくれないのは、子供のせいではなく、自分の指導力がない結果だ」と理解する必要があります。
小学生で言うことを聞かない子どもは多く、私も苦労します。
興味を引く練習メニューや、静かになるまで黙って待ってお互いの気付きを促したりします。
しかし、教室の性質であったり子供の人数の関係もあり、そのような子供を完全にコントロールするのは難しいです。

私が心がけているのは、ある程度のラインまでは黙認することです。
そのラインを自分なりに考えて、指導します。
そのラインを超えたときには、その態度に対して怒ります。

そのほかの工夫として、たとえば、「しゃべりながら体操をするな、体操をきちんとしながらしゃべれ(特に反抗期の女の子の場合は静かにさせるのが難しい)」、
「走るときはきちんと走れ、歩いて戻ってくるときにはしゃべってもいい」など

指導者のみなさん、日々勉強です。がんばりましょう。