兵庫フットボールカンファレンス2010(2011/1/22)

第5回目のカンファレンスです。5年連続の開催ですが、ここまで活発な活動は全国でもなかなかないということです。
この研修はC級コーチの資格更新のためのポイントとして10ポイントが付与されます。
4年間で40ポイントが必要ですので、こまめに取っておく必要があります。
とはいえ、朝9時から夕方5時までというハードなものです。
参加費は3000円で、神戸市のしあわせの村で開催されました。
天気がよかったので実技はしやすかったです。
参加者は140名あまりでした。

兵庫県サッカー協会のHPに当日の模様がアップされていますのでご参照ください。
兵庫県サッカー協会 http://www.hyogo-fa.gr.jp/
「兵庫フットボールカンファレンス2010」
http://www.hyogo-fa.gr.jp/selection/110122conference/110122index.html

9:30-11:30 実技
ウォーミングアップで「キッズダンス」をしました。
兵庫県サッカー協会のオリジナルの「キッズエクササイズ」です。
簡単な動きでありながら、動的な要素を含んでいるので、なかなかすばらしいエクササイズでした。
4つの実技を4グループに分かれて15分づつ順番に回ります。
おおまかに20代、30代、40代、50代以上に分かれて、人数の多い年寄りグループから元気な人は若者グループに入り、4グループに分かれました。
この実技がくせものでハードなんです。
実技のテーマは「攻守の切り替え」です
①Training1 4vs2
3色のビブスで10m四方のグリッドの中で4対2をします。
DF2人がボールを取ったら攻撃になり、取られた側(または適宜指示)がDFとなります。
②Training2 3vs1+3vs1→4vs2+4vs2
10m四方のグリッドの間に2mほどのエリアがあります。
攻撃は5人で守備は2人、最初に1つのグリッドで3対1をし、残り2人の攻撃は反対側グリッドに、守備1人は真ん中の外に待機。
3対1でボールをまわし、反対エリアにパスを通したら、待機中の守備が入り、先ほどの3人のうちの1人が入り3対1。
守備がボールを奪ったら、真ん中エリアにもう一人のDFが入り、2人で真ん中エリアでボールを取られないようにする。
取られたら、最初に戻る。
2タッチ、などの制限を加えたりする。
③Training3 8vs4
20m四方のグリッドにゴールと反対側にコーンゴールを2箇所。
3色ビブスで1色が守備、2色が攻撃、GK別にあり。
攻撃はゴールを、守備は奪ったらコーンゲートをゴールにして通す。
どのようなぽぜっションを取ればよいか。
④ヘディングゲーム 4vs4
ミニゴールで15m×20m程度のグリッド。
ハンドパスでつなぐ。
ハンドパスでつなぎ、ゴールはヘデディング
※日本人はルールにこだわる。ルールにうるさい。無理にストップせず、サッカーらしさを求める。何をフォーカスするかが重要。

12:30-13:30 分科会
5つの分科会から選択して参加
指導者養成、女子、審判との連携、キッズ、種別連携
私は指導者養成を選びたかったのですがキッズを選択
ところが事情によりキッズと種別連携が合同になり、というより種別連携になってしまい思っていた内容ではなく、残念。指導者養成か女子を選べばよかった。

12:40-16:30(実際は押していた)
4つのプレゼンテーションを30-40分づつ
Ⅰ 「千葉国体の分析・今後の提言」
Ⅱ 「食育について」
Ⅲ 「UAE指導者指導者研修」
Ⅳ 「JFAフットボールカンファレンストピックス」

・睡魔に襲われて記憶が飛んでいるところもありましたが、興味深い内容ばかりでした。
・食育では、グルコース、ピルビン酸、アセチルCoA、TCA回路など懐かしい言葉が並びました。
・動物性タンパクよりも植物性タンパクを多く摂るために、大豆や大豆製品を食べる
スポーツ選手の弁当は、たんぱく質:ビタミンミネラル:炭水化物=1:2:3がベスト
・20歳でワールドカップ出場するには、18歳高校生である程度のレベルが必要で、そうすると小学生のときにどんな選手をどう育てるかを考えていかなければならない
・ワールドカップは、攻撃と守備の一体化が特徴
・結果はプロセスの最終副産物である
・ちからをひとつに