神戸市サッカー協会 コーチングスクール (2014/11/14)
11月の研修はトレセンスタッフ研修です。
前半は2種(高校生年代)でテーマは「守備から攻撃への切り替え」
後半は3種(通学生年代)でテーマは「アタッキングサードでの1対1の攻撃」
今回は予定があり30分ほど遅刻したので、前半は分からずじまいでしたが、前半は最後の質疑で分かる部分を報告します。
神戸市サッカー協会公式HP「神戸のサッカー」
http://www.kobe-fa.gr.jp/
前半「守備から攻撃への切り替え」(2種)
- 守備をするためにボールを持っている選手へのファーストアタックをきちんとできるように指導するのが目標、指導が攻撃になっていないか確認する
- コーチからの球出しでも、早い球出しをすると足元のコントロールになるし、ゆっくり球を出すと相手選手がとりに来るのでしっかりキープできるようにしなければならなくなるなど、コーチの球出しによってさまざまなバリエーションができるので工夫すること
後半「アタッキングサードでの1対1の攻撃」(3種)
- W-UPのパスコンでは、ツータッチでコントロールしてパスを出していたが、シュートを意識するには、ワンタッチでシュートできる体制に持っていくことが重要。
⇒「ワンタッチ制限にする」・・・ワンタッチになると、直線的にボールを受けていたら、パスする相手がサイド側になり、見えにくくパスも出しにくい
⇒直線的に走ってボールを受けるのではなく、曲線的にふくらんでパスを受けると、正面で受けることになり、相手もしくはゴールがそのまま視界に入る。すると、ワンタッチでシュートやパスが可能になる。 - 前半と同じように、球出しをフリーの選手に出すのか、競り合いになっているところに出すのかで指導目標が変わってくる。フリーに出すと、そのまま一気に攻撃に入るが、競り合いの場所に球を出すことで、競り合っている時間に守備や攻撃の準備ができる。
- TR2が単純な3対3になって、ごっちゃになっていたが、W-UPとTR1の指導がいかされていない。センターラインでセパレートして、ボールがあるサイドが常に2対2になるように、オーガナイズを変化させるとよいのでは。途中で柔軟にオーガナイズを変化させることも重要である。
感想
後半のW-UPのパスコンで、ボールを直線的に受けることしか意識がなかったところを、回って受けて、パスする先を正面にもっていくという考え方は新鮮だった。
資料
PDFファイルはこちらです→KFA2611