地域スポーツクラブの課題
偶然にも巡回しているブログで同じような内容の記事がありました。
一部抜粋します。
今の地域スポーツクラブの課題そのものです。
スポーツNPO代表理事の日記
http://blog.livedoor.jp/gome5466/
January 27, 201400:14
週末は東京で
http://blog.livedoor.jp/gome5466/archives/52366897.html
そして土曜日。
日本スポーツ経営学会に参加。
ほんと久々の学会です。4年ぶりくらいかもしれません。テーマは総合型地域スポーツクラブ。4年たてばさぞ状況や環境、クラブの力など変わっていることだろうと思い期待して臨みましたが・・・・
数を増やす段階から中身の質を問う段階にステージが変わった、ということは分かりました(しかしこれもボクとボクの周りではもう4年も5年も前から話をしていたことでした。。苦笑)。
しかし・・・・参加された方々の質疑応答を聞いていると、
「あぁ、ザンネンながら変わってないなぁ。4年前と一緒やん」
と思ってしまいました。
スポーツが好きなのは必要条件ではありますが絶対条件ではありません。
総合型地域スポーツクラブを運営していくためには経営していくスキルを身につけないといけないとボクは思います。
そのための努力は必要不可欠。なのにもしその役を担うべき人たちが、
「本業があるから」
「なぜそこまでしないといけないのか」
「オレはそれをするのがイヤだ」
などと言って逃げているとするならば・・・・・これから先はさらに厳しくなるものと思われます。
草野健次ブログ
http://kenjikun.exblog.jp/
こもの
2014年 01月 27日
http://kenjikun.exblog.jp/21558297/
【指導者セミナー】総合型クラブの指導者約50名が参加。
「NPO法人総合型になって1年。このセミナーも今回で八回目。当初より参加者も高齢化しています。会員は減少する、指導者は高齢化する、努力はしているけどなかなか成果に結びつかない。この原因はどこにあるのでしょうか。少子高齢化で片付ける問題ではありません。対象者数は1万人減だが会員減少数は3倍の3万人。絶対数は全体の7%。目先の会員を増やす、楽しくやる・・・これらはあくまでも「目標」であって「なぜ少年団はよいのか」「なぜ楽しくやるのか」・・・いわゆる目的を明確することが大事ではないしょうか?・・・・」と話を進めていきました。今後の発展を期待したいと思います。
【スポーツ少年団】
先日、日体協から送られてきた冊子に、団員数は777,940名で24年度より29,691名減、平成25年度の全国の小中学校在学者数は10,213,000と24年度より約104,000人(1%)減少していると書いてあった。つまり、スポーツ少年団に加入している子どもは全国で77万人、全体の7%弱。
1)これを多いと考えるのか、少ないと考えるのか
2)昨年より3万人減少を少子化が原因と考えるのか・・・
ここが問題ですね。
スポーツ少年団の加入率は7%。30名のクラスで2名。
ちょっと寂しい数字ではないかなと考えるのが普通ではないでしょうか。
会員数を増やすためには、口コミが最大の力!
自画自賛より、口コミが絶大の力なり!
信用ある所に人は集まります。
魅力あるところには必ず信用あり!
2010年の講義はここ
今こそ
少子化、スポーツ離れは
意識改革のチャンス到来!と考えよう!
日本体育・スポーツ経営学会
http://www.jsmpes.jp/
第47回研究集会のご案内
http://www.jsmpes.jp/2013/10/46.html
第47回研究集会 総合型地域スポーツクラブ経営の本質を問うⅣ
「地域スポーツクラブの成長モデルと評価指標を考える」
詳しくは開催要項をご覧ください。
参加申込書はこちらです。
プログラム概要
Ⅰ 講演 「エクセレントNPOの評価基準」
田中弥生 氏(独立行政法人大学評価・学位授与機構教授/日本NPO学会会長/言論NPO理事/「エクセレントNPO」をめざそう市民会議理事/行政改革推進会議委員)
Ⅱ 提案 「総合型地域スポーツクラブの評価指標試案」
清水紀宏(筑波大学体育系/日本体育・スポーツ経営学会理事長)
Ⅲ シンポジウム 「エクセレント・クラブの要件と成長条件」
司会:松永 敬子(龍谷大学)
清水 紀宏(筑波大学/日本体育・スポーツ経営学会理事長)
「クラブ育成政策の方向性」」
森岡 裕策(文部科学省スポーツ振興課長)
「自治体におけるクラブ育成の効果と課題」
船田 一彦(兵庫県教育委員会事務局スポーツ振興課長)
「日本体育協会が目指すクラブの姿(イメージ)」
中西 純司(日本体育協会中央企画班員/立命館大学)
「クラブの成長過程」
榊原 孝彦(NPO法人ソシオ成岩スポーツクラブマネジングディレクター)
日時・会場
日時:2014年1月25日(土) 13:00~17:30
会場:筑波大学東京キャンパス文教校舎134教室
〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1
丸ノ内線茗荷谷(みょうがだに)駅下車「出口1」徒歩2分程度
定員:200名
― 開催趣旨 ー
公共政策としての総合型地域スポーツクラブ設立支援事業が始動して既に15年以上を経過した。支援組織から資金的・人的サポートを受けて推進された地域スポーツクラブ育成事業は、わずか10年という短期間の内に3,000をも越えるクラブを誕生させたが、今後これらのクラブは、どのような運命を辿るのであろうか。文科省の実態調査(2012)によれば法人格の取得率は15.9%、指定管理者となるとわずか4.4%に過ぎない。また、未だにクラブマネジャーが配置されず、クラブハウスも保有していないクラブも半数以上にのぼる。さらに、会員数300人以下のクラブが約7割、多くのクラブが会員数の伸び悩みに打つ手がなく、クラブ参加率は全体で国民の1%と極めて低率となっている。このことが、クラブの経営的自立を阻む根本的な要因となっていることは否めず、先の見えない混迷状態に陥っているクラブも少なくない。既に、活動休止または解散したクラブも出てきている。
本研究集会では、こうした状況をふまえ、地域スポーツクラブの中・長期的な成長プロセスのモデル化に向けた議論を深めることを意図している。そもそもクラブの成長とは何か、成長のプロセスに一般的な法則性はあるのだろうか。地域スポーツクラブの成長とは、企業組織と同様に財政規模や事業規模、あるいは会員規模の極大化を意味するのであろうか。また、各方面から推奨されてきた法人化や指定管理者は、多くのクラブにとって現実的で有力な成長のための手段となり得るのであろうか・・・。これらの検討課題は、「良いクラブ:エクセレント・クラブとは何か」というクラブの本質を問うことでもあり、クラブ組織に固有な経営の評価指標を明らかにすることでもある。クラブ現場の関係者と研究者がエクセレント・クラブの具体的なイメージを共有する機会としたい。