陸上教室(7/11) 第2期 第2回
今回は1-2年と、3-6年の2グループに分かれてのメイン練習です。
1年8人、2年21人の計29人です。
ステッィクを使ったドリルからステッィク走までつなげてきれいな走り方を練習するのが狙いです。
まず前半に1人1本のおなじみステッィクをもたせて1本でバランス系のドリルをします。
5列6人づつ整列します。まあ、きちんと整列させるだけでも大変です。
両足前後、両足左右、片足前後、少しパワーポジション。
次に列ごとに本数を増やし、50cmぐらいで6本ならべ連続です。
両足、片足、片足(反対)、もう一度両足で上手な子供からミニハードルへ
一番低いミニハードルを6台並べて両足
ミニハードルに昇格したいために結構必死です。
私がOKを出したらいけるので「見て見て」とせがみます。
挑戦心をくすぐる感じです。
ただミニハードルは危険が伴うので、ランクアップのポイントとしては
ステッィクで、踏まずに飛ぶ、高さが出てる(かかとを後ろに上げてる子供は多いが、ひざを少し抱え気味にして高さを出すのが難しい)、
あわてずに6本分最後までスピードが一定でバランスよく飛べる(あわてる子供は4本目ぐらいからバラバラになり、ミニハードルでは危険になる)
ミニハードルの人数が増えてきたので少し高めのミニハードルを1列6台分設置し上手に飛べるようになった子供が随時レベルアップに挑戦
低いミニハードルを1列4台分設置し、ステッィクの残りの子供にとばせることに
結構しんどいドリルなのですが、結構張り切って飛んでいたのには意外感がありました。
難しいドリルへのランクアップへの挑戦と指導者による合否判定的な要素がよかったのかもしれません。
設置台数や(時間があれば10台など)、指導のポイントをしっかり抑えておきたいです。
後半はトラックに等間隔でステッィクを置き走り抜けるおなじみに練習です。
私も好きな練習でフォーム改善につながります(1人練習で設置するのはしんどい)。
10本のステッィクをまず80cm間隔で3列設置
隣に90cm、間隔が短そうなので、コースを増やしながら、間隔を長めに変更しながら試行しました。
120cmぐらいがいいといわれていますが、1-2年生でも最終的には130cm中心の120cm、140cmにしました。
150cmでもいいかなと思ったりします。ちなみに私は180cmと190cmで練習します。
目的として、ひざがしっかり上がったストライドをしっかり伸ばした大きい走りです。
ステッィクのある10mとその走りを意識して10m流します。
これがすごく効果的でほとんどの子供がきれいなフォームになってました。
時間的なものもあり細かい部分まではできませんでしたが、いい練習だったと思います。
この練習は走りのスキルアップに効果的だと思いますので、今後も活用し、また高学年でもやってみたいです。
最後にリレーの新メニューをやってみました。
リレーでは人数が多くなるとわやくちゃになってしまうので、なんとかコンパクトに面白くできる方法を考えていました。
4人×50mセパレートコースリレーです。
300mトラックの200m用のコース(各コースとも200mになるスタートラインがある)を利用します。
セパレートなので確実に渡す相手がわかるうえ、次々に次の組がスタートできるはず。
しかし、実際は4人組になって自分が何番目に走るか何コースを走るか説明しても、すぐに忘れてしまい、
きちんと4人そろわないなど、準備に時間がかかってしまいました。
4人組で自分のコースでバトンパスの練習をするなどの工夫をする必要があります。
特に1-2年生には理解してもらうのが大変なので改善の余地ありというところです。
次回は全員でアドベンチャーです。