神戸市サッカー協会 コーチングスクール(2009/10/9 ) その1

10月なると夜は寒くなってくるので服装が難しいところです。
今回のスクールは、特別にナショナルトレセンのコーチ2名に指導していただくことになりました。
3種(中学生年代)の指導をしており、実際のアカデミーの練習メニューを紹介実践することになりました。

前半は基礎的なデイリーメニューです。
パス&コントロールですが、これを20-30分しているとのことです。

向かい合わせで20mぐらいにマーカーコーンを置く。
そのコーンの後ろ5mぐらいにマーカーコーンを置き、そこがスタート地点となります。
だいたい3人づつ向かい合わせに入って、短順位パス&コントロールになりますが、パスは向かいのマーカーに向けてけります。
パスを受ける側は、後ろのマーカーから、ちょうど前のマーカーでボールをキャッチできるようにタイミングを計り、とまらずに前へパスします。
パスした後は向かい側の後ろに並びます。
ここでのポイントは、ボールを待ってキャッチしないことです。常に動きながら、正確にパスコンします。
さらにこの動きの元となっているのは、パスを受ける側のマークをタイミングよく離してパスを受けに行くことです。
後ろに並んでいる人がマークに入って押し合いをしながら、さっと前へ出て行くというイメージです。
発展として、キャッチした側とは反対の足でパスします。

次に隣同士の列が合体してスクエアになります。
スタートの位置はちょうど真ん中方向にずれて、四方が対称になります。
今度は視野を90度にしなければいけません。
パスされる場所を見ながら、パスする見方を確認するという、「しっかり見る」ことが重要です。
これをボール2個でまわします。
同じくマークの競り合いも意識します。
さすがに忙しくなりました。しかもきちんと正確にパスまわしができていません。
常に動きながら見る練習でもあります。
発展としては反対周りです。

次にひし形になります。
説明が難しいのですが
長いほうの向かいが最初のドリルと同じ形で、反対の向かいは前後ではなく左右に4mぐらいの間隔でマーカーが置かれています。
このサイド側は遠いほうからスタートしてパスを受けると、反転してパスをまわさなければなりません。
つまり視野が180度になるということです。
これをボール2個でやったので、あちことにボールが行って難しくなりました。

この3段階のパスコンのドリルで、仕上げとして、5人でスクエアの中でのパスまわしです。
常に動きながら、声を掛け合い、スペースを見つけてパスします。
取りに行って詰まってしまえば、いったん下がってほかの人がパスをもらうという形でハードに動き回りました。
ちなみに私はこのドリルは参加していません。

以上が前半の実践でした。