陸上教室(2010/2/27) 第5期 第3回
前日からの雨で中止の可能性もありましたが、すっかり雨は上がりました。
少し肌寒い風が吹いていましたが、約70人の参加人数で、予定通り、長距離のタイム測定を実施しました。
1-2年生は1000m、3-4年生は1500m、5-6年生は1500mの3組に分かれてスタートです。
私は1-2年生22人の先頭を走ります。
4期ではトップは4分8秒でした。
先頭を引っ張るというのではなく、先頭の横に並び一緒に走ってあげるというイメージです。
今回4分を切れるのかどうかでしたが、中間地点から少しペースダウンしてしまい、4分11秒でした。
ただ、3人が先頭グループで走れたことは評価できると思います。
芝生が使えないのと3-6年生がタイム測定しているので、1-2年生を100mのスタート付近のスペースに連れて行きました。
前半にタイム測定しましたので後半は遊びメニューです。
遊びメニューといっても、結果的にはかなり大きな運動量になるようにしています。
22人と人数的にもコントロールしやすいので、かねてからやってみたかった「じゃんけん列車」と「なべなべ底抜け」をしました。
「じゃんけん列車」
じゃんけん列車の歌(メロディーは10人のインディアン)
シュッシュッシュッシュッじゃんけん列車、
シュッシュッシュッシュッじゃんけん列車、
シュッシュッシュッシュッじゃんけん列車、
今度の相手は君だ、
で、じゃんけんの相手を見つけて向かい合わせになり、「最初はグー、じゃんけんポン」
勝った子は股を大きく開いて、負けた子は勝った子の股下をくぐって勝った子の後ろに回り両手を勝った子の肩において列車を連結させます。
連結した列車で再びじゃんけん列車の歌を歌います。
だんだん列が長くなります。最後は一列に。といっても最後は人数の関係で3チームになってしまったので3チームでラストじゃんけんでした。
思った以上に評判で楽しかったようで、もう1回とリクエストされましたが、つなぎメニューなので1回で終了です。
「なべなべ底抜け」は定番ですので説明の必要はないでしょうが、最初2人組で、次に4人組で、最終的に22人で完成させて終了です。
これも思った以上に盛り上がりました。
さて、タイム測定も終わったのでトラックに戻って、練習を再開です。
名称はとりあえず「ボール集めリレー」にします。
これは、数年前に兵庫県の陸上競技協会主催の小学生の指導者向け研修会で教えてもらったメニューをつかいました。
ルールは、スタート地点から距離を変えてテニスボールを置いておきます。
そのボールをスタートした後に取りに行き、持って帰ります。
当然遠いボールを取って帰ると長い距離を走る必要があります。
チーム内で誰がどのボールを取りに行くか作戦を立てることになります。
今回は1-2年生のチームなので大きな個人レベルの差はないのですが、全学年混ぜると面白いかもしれません。
結局、6人6人5人5人の4チームで、5人チームは1人2回走ります。
1パターンに付き総当りで3回対戦します。
パターンは順番にレベルを揚げます。ボールの距離は5-8m程度間隔をあけています。
ボール6個なので、手前から2個2個2個です。
2回目のパターンは、遠い距離を追加します。遠いところから1個1個2個2個です。
3回目のパターンは、さらに遠い距離を追加します。遠いところから1個1個1個2個です。
最後に3回目の勝ちチーム同士で決勝戦で、もっと遠い距離を置いて1個づつです。
1-2年だけあって最初はルールを把握するのが大変でした。
それでもチーム内で作戦を立てたり考える場を与えることができたのはよかったです。
あまり工夫はなく、手前から取っていくか、遠くから取っていくかのどちらかでした。
保護者の目の前でやったので、盛り上がりました。
機会があれば上級生も交えて本格的にやりたいです。
ちなみに子どもたちに自覚はないでしょうが、かなりの運動量になっています。
3-6年生は、まずコーディネーションステップです。
じゃんけんの勝ち負けにより右にステップしたり左にステップしたりします。
その後は、バトン練習です。
最後に4人組で150mのリレーを2本しました。