ひょうごジュニアスポーツアカデミー(2010/4/17)

4月17日(土)14時から17時に兵庫県立文化体育館で実施された
「平成22年度 ひょうごジュニアスポーツアカデミー 選考会&記録会」に行ってきました。
今回は昨年に引き続き2回目となったので、改善点もあり、手順や内容とも高く評価できるものだと思います。

参加者は4-6年あわせて120人ぐらいでした。
今年度は2年目となるため、4年生はゼロからの選考ですが、5-6年生は追加編入でしょうか。

選考のための記録会に加えて、昨年は100m日本記録ホルダーの伊東浩司さんの速く走る実技講習がありました。
今年は、競技エアロビクスの第一人者である甲良順弘さんのキッズエアロビクスでした。
最初に20分ほどのウォーミングアップと記録会後に本格的な実技がありました。

甲良さんのデモンストレーション
力強くかっこいい競技エアロのデモンストレーションです。
子どもたちははじめて見たのだと思いますが、あっけにとられていたような感じです。
小学生には、すごさはわからないでしょうが、きっと心には残ったでしょう。

甲良さんによるウォーミングアップ
体を動かしながらアップします。
常にウォーキングを入れながらですので動き詰めです。
相手が子どもなので簡単な動きから、股関節の柔軟性を高めたり、コーディネーション系の動きがあったり、私にとってはすごく勉強になりました。
子どもたちも、動きを真似て動いていたので十分なアップになったと思います。
私も教室の準備体操でいくつか参考にまねしてみようかなと思いました。

記録会
種目は昨年と同様に①立ち三段跳び②30m走③反復横とび④メディシンボール投げ⑤体格測定です。
5グループに分かれて順番に回っていきます。
①立ち三段跳びは練習なしで2本跳びます
②30m走は1本練習したあとに本番が1本です。
昨年同様にスタートとゴールに測定器がありスタートのゲート1mぐらい前からスタートしゲートを通過してからゴールまで測定します。
2人で走りますが、スタートの差はないので実測値がでます。
めっちゃいい機械でしょうけど高いんでしょうね。
体育館は狭いのでゴール直後にマットが立てかけられていましたが、ゴールゲート手前で減速してしまう子どもも結構いました。
③反復横跳びは、スタッフがそれぞれついて5人づつ測定します。1回練習があり、本番は2回測定します。
測定時間は20秒です。反復横とびになっていないおかしな動きをする子どもも少なくないです。
④メディシンボール投げですが、重さはよくわかりません。10mぐらいが遠く投げている感じでした。
2球持って連続で投げます。1回目の2球は練習です。次の2球が本番になります。
⑤身長と体重を測定する機械に乗って計ります。これが面白かったようです。
2本測定するものは、いい記録が正式記録となります。

記録会のあとに、甲良さんによるキッズエアロのプログラムの実践です。
イメージとしてはフィットネスクラブのエアロビのプログラムと同じように、1つづつの動きを部分的に積み重ねながら最終的に音楽に合わせて完成させます。
今回のプログラムは45秒ほどでした。
参考にならないかもしれませんが動きを順番に羅列します。
スタートのポーズで、斜め前、斜め前、手のひらパン、
斜め後ろ、歩く、斜め後ろ、歩く、
サイドにケンケン、ひざ上げる、反対サイドにケンケン、ひざ上げる、
手を大きくmわす、手を大きく回して、
足上げ、足上げ、足上げ、足上げ、ポーズ、
手を下におとし、横になり、足を大きく開いてうつぶせに、
腕立て3回、立ち上がり、足ステップ、jyナプ、ポーズ
ビデオを見ながら必死に書きました。腕立てふせ3回がつらいです。
20分ほどの時間で1つづつ動きを練習します。パーツに分けながら組み合わせます。
大人には難しいかもしれませんが甲良さんの教え方が上手だったので、子どもは次々にこなしていきます。
さすがゴールデンエイジです。飲み込みが速いです。
最後に音楽に合わせて3回通しでやりました。
終わったら歓声です。
子どもたちには初めての体験かもしれませんが、すごく良かったと思います。
家に帰ってからも踊ってました。
ロードレースのウォーミングアップにエアロビをやることはよくありますが、子どものイベントでやれば絶対に面白いと感じました。
甲良さん、ありがとうございました。お疲れ様でした。
吉良さんのブログを紹介します
甲良 順弘のAeroなZumbaなDisneyな...ザ・独り言
http://ameblo.jp/masahiro-koura/

最後に因縁の三段跳びについてコメントしておきます。
昨年は着地のルールがおかしくて混乱してしまいました(昨年の記事を参照)。
今年は準備中のスタッフに着地についてたずねたところ、「両足で3歩目を着いていれば、前につんのめっても記録は残ります。走り抜けるような片足着地はダメです。後ろに倒れれば後ろについたところが記録になります」と即答してくれました。
片足着地はOKだろうと思いながらも、きちんと修正していただいたので、うれしかったです。申し入れた甲斐がありました。
ちなみに片足着地もちゃんと測定してくれてました。
運営については文句なくうまくいったと思います。

閉会式では各学年男女ポイント上位3人が表彰されていました。
さすがに体格のいい子どもばかりです。
なお、アカデミー生の選考に当たっては、早生まれなどの補正をかけて条件をできるだけ合わせて選考します。

4年生の娘が受けたのですが、記録的には普通レベルです。
4年生はゼロからの選考なので、ひそかに期待しています。
もし選ばれたら、毎回レポートします。