サッカー教室(2010/1/11) 第5期 第1回
今年度の最後となる第5期のサッカー教室が始まりました。
2月から4月まで、芝生は冬季のメンテナンスのために使用禁止となります。
なんとか4回分を設定することができました。
さすがに寒い時期は参加者が減るとは思っていましたが、2年2人、3年2人、5年2人、6年4人の10人でした。
3年生で新規の参加者がありました。
1回目の参加者は7人と、かなり寂しい状況です。
1時から1時半まで自由練習の時間をとっているのですが、寒くなるにつれて1時半ぎりぎりにくるようになりました。
ウォーミングアップのドリルでは、いつものようにマーカーを並べるのではなく、
コーンで10mのグリッドを作り、7人で横一列になり、往復ドリルをしました。
①つま先歩き ②スキップ ③大きくスキップ ④股下タッチスキップ ⑤サイドステップ
⑥同反対 ⑦キャリオカステップ ⑧同反対 ⑨手足グーパー ⑩ダッシュ
その後、ボールフィーリングをしました。
初参加の子どもがいるので、丁寧に説明しながらしました。
当然、コーディネーション的な動きは今はうまくできてませんが、回数をこなしていけばできるようになると思います。
技術的な基礎練習です。
(1)最初は2人組でコーンゲートをとおしてパス&コントロールです。
ここできっちりパスして受けることを練習しますが、なかなかきっちりとはできませんね。
クラブではない教室だから仕方がないですが、この基礎練習をきっちりとこなしてほしいです。
とはいっても、最初に比べたらかなりうまくなってはいますね。
(2)4組8個のコーンゲートをそのまま置いて20mほどのドリブル練習です。
①まっすぐドリブル ②コーンゲートをとおるドリブル ③ジグザグドリブル ④ジグザグドリブル2列競争×2本
(3)10m四方のグリッドを使ったドリブル練習です。
それぞれの角に1人づつはいり、同時にスタートして時計回りに2周して、同時に元の場所に到着します。
少しほかの子どもの動きを見て協調するという考えを入れてみました。
ルールをよく理解しない子どももいましたが、1回やればわかります。
引き続き、反時計回りに2周です。
(4)10m四方のグリッドの対角線を使ったドリブルです。
対角線のコーンを回って戻ってきますが、同時にスタートするので真ん中で混雑します。
対人を意識したドリブルです。コーチの意図にかかわらず、楽しく騒げるドリルです。
(5)10m四方のグリッドの辺を使ったパス練習です。
向かい合わせになり、そのペアで1個のボールをパスして返します。
真ん中でぶつからないようにします。
発展として、全員がボールを同時にパスして返します。
ボールがぶつかる確立が格段に上がる上に、パスしたらすぐに、ボールがきて、またパスしなければなりません。
さすがに、ぐちゃぐちゃです。
これでメイン練習は終了です。50分間ほどです。
人数が少ないので動きっぱなしになっているので、リフティング練習を入れました。
もちろん、教室レベルでは、ワンバンリフティングがメインとなります。
これでもなかなかうまくできないんですけどね。
その後はゲームの準備をする間にシュート練習です。
ゲームは縦20m横20mの小さなグリッドにしました。
人数が少ないので、できるだけゴールが入るようにと考えました。
2-6年7人で2チームに分けます。レベルを考えながら4対3です。
いつものとおり、GKのかわりにコーンを2本立てて、高学年のシュートががコーンに当たったらキーパーにとられたことになりますが、
低学年のシュートがコーンにあたってもゴールになるという特別ルールです。
4人チームは低学年が2人、3人チームは上手な高学年がいるが低学年が1人と、チーム戦略に工夫が必要です。
いろいろ作戦を立ててましたが、コミュニケーションという面ではいいことです。
当然作戦通りには行かず、団子サッカーになります。
この4対3を4分間で3試合した後に、高学年3人対高学年1人低学年3人の試合をしました。
今回の試合はどれもいい形で進み決行面白かったと思います。
4対4ぐらいが一番面白いかもしれませんね。
今回、初参加してくれた3年生の子どもは結構楽しくやってくれたのでよかったと思います。
私のサッカー教室は2時間と長いですが、その長さを全く感じないようなメニューにしています。
あっというまに終わるような感覚ですが、思った以上に運動量が豊富になるというものです。