毎年、全国の商工会議所で創業塾(創業セミナー)が開催されています

みなさまの地域でも、時期はバラバラですが創業塾が開催されています。

参加費は無料のものから有料でも5,000円ぐらいです。

開催期間は1日のものから2ヶ月間にわたって毎週開催されるものなど多種多様です。

創業前に参加できればいいのですが、創業後でもいいので、この創業塾にはぜひ参加してほしいと思います。

創業前に商工会議所等の創業塾のことを知っていましたか?

実は私は知りませんでした。もしくは、気づいていても参加しようという発想にはなっていなかったと思います。

起業が職場に秘密の場合は、公のところに出たくないという心理もありますから。

そんなハードルがないのなら、ぜひとも参加してください。

起業に関する知識を自分で調べるのも限界がありますが、創業塾では創業に必要なことをうまくまとめてくれています。

※自己紹介など結構個人情報を出さなければならないこともあり、秘密の場合は躊躇してしまうかもしれません。

創業塾のメリットデメリットをしっかり理解しておいてください

メリット

ビジネスプラン(事業計画)の作り方、ビジネスモデルの作り方、経営の基本を知ることができます。

ワークやディスカッションもあるので、第3者の意見を聞くことができます。

創業の融資を有利に受けるための受講証明書がもらえます。

商工会議所等の担当者が、かなり親身になって支援してくれます。

自分自身の仕事につながる可能性もあります。

各種セミナーの情報をお知らせしてくれます。

創業塾仲間ができます。盛り上がれば創業後も付き合いは続きますし、仕事につながることもあります。人脈は宝です。

デメリット

商工会議所等の創業塾のキャッチフレーズは「夢をかなえる!」というのが多いです。
したがって、あまり創業をブロックさせるような話ではなく、創業を進める方向性があります。
当然ですが、参加者の創業率は主催者の成果として評価されるわけですので。

私の専門である法務などはリスクを知ってしまうと創業したくなくなる可能性もあります。

ワークもありますが時間も限られているので、個別の事業がうまくいくのかどうかなどの判断はしません。グループで意見交換はしますが、みなさん同じ立場です。

創業がゴールではありません。誰でも創業はできます。創業後の経営がうまくいくかが一番大切です。そこまでは突っ込んで話はありません。経営塾ではなく創業塾ですので。

創業塾はどこで受講すればいいの?会員にならないと受講できないの?創業後でも受講できるの?

会員でなくても受講できます。そもそも創業していないのに会員になれません。商工会議所としても創業後に会員になってもらうのも目的の1つです(会費は年間1-2万円)。

参加資格に、おおむね創業後2-3年のような書き方をしているところもあります。

また、「開催地域とその周辺で創業を予定している方」という書き方もありますが、あまり気にしなくてもいいです。

できれば2-3箇所ぐらいの創業塾を受講すれば、内容も違ったものを知ることができますし、仲間も増えて、商工会議所等の担当者ともつながることができます。

創業塾の開催の情報はどこで入手すればいいの?

基本は商工会議所のホームページです。メルマガが発行されていれば登録しておくと各種セミナーの開催案内が届きます。

新聞の地域版や役所の広報誌などに掲載されますが見逃すことが多いです。

開催地域の新聞折込に入る場合もあります。私が最初に参加した創業塾は新聞折込でした。しかも、となりの町の商工会でした。参加してみると、このチラシで知った参加者も多かったです。

創業塾の開催情報を日本政策金融公庫がまとめています。日本政策金融公庫は各都道府県にあり、創業支援・セミナー・融資などを業務にしています。創業塾の中でも資金調達や申請に必要な事業計画の書き方などのコマがあるところが多いです。日本政策金融公庫セミナー情報(https://www.jfc.go.jp/n/seminar/index.html)。

さすがに創業塾へ参加したいと思っても創業2年目までかなあ

と個人的には思います。

受講したい場合は、通常の単発セミナーで同じようなセミナーがあるので、それに参加してください。何よりも、商工会議所のセミナーは凄腕講師が来ても無料で参加できます。